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更新日:2014/08/25 11:46

第3回 ファイバーレーザー溶接、TIG溶接の比較

◎ファイバーレーザー溶接とTIG溶接との違い

 ファイバーレーザー溶接機(FLW)の紹介も3回目となりました。今回は、ファイバーレーザー溶接とTIG溶接の比較について紹介していきます。

 

表1.比較表

比較表

 上記の表にもあるように、ファイバーレーザー溶接とTIG溶接では溶接加工品の出来が異なります。例えば、熱歪みによる外観の違い、溶接ビードの外観の違いです。そのような違いは、何故起こるのか。それを以下の図で説明をします。
 

溶接比較

図1.溶接方法の違いと比較

 

  図1を見てもらうと分かるように、ファイバーレーザー溶接とTIG溶接では発振と照射方法に違いがあります。ファイバーレーザー溶接は連続発振による連続照射を行って溶接をしていますが、反対にTIG溶接はパルス発振による重ね照射で溶接を行っています。

  その為、溶接ビード等に違いが出てきます。例えば、ファイバーレーザー溶接とTIG溶接の溶接ビードの外観上の比較をするとファイバーレーザー溶接は溶接ビードがTIG溶接の約1/2程度であり、ファイバーレーザーで溶接したものの方が外観上綺麗な仕上がりとなります。

  以下の写真は、実際にファイバーレーザー溶接で加工したものとTIG溶接で加工したものの比較写真です。写真④を見るとTIG溶接に比べ、ファイバーレーザー溶接を用いて加工したものの方が溶接痕が少ないことが見て取れます。

  また、写真⑤は裏から写真を撮ったものですが、ファイバーレーザー溶接で加工したものに関しても溶接部がしっかりと溶着されているのが分かります。

 

HP素材⑦

写真1.ファイバーレーザー溶接とTIG溶接の比較(表)
(材質SUS304 t=1.0 #800(鏡面))

HP素材⑤

写真2.ファイバーレーザー溶接とTIG溶接の比較(裏)
(材質SUS304 t=1.0 #800(鏡面))

 
 

 次回の投稿でファイバーレーザー溶接機の紹介は、最後となります。最終回は、ファイバーレーザー溶接機が実際に作業しているところを動画を通じてお伝えしたいと思います。動画はyoutubeにもアップロードを致しますので、そちらも確認して頂けたら幸いです。

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

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